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野村年金ニュース解説 No.954 2025年4月14日号
企業年金の運用状況(2024年度)
2024年度における確定給付型企業年金の運用利回りは、確定給付企業年金で外国債券の為替オープンを前提とすると0.5%(推計値)(為替ヘッジ比率別の推計値は図表8参照)、厚生年金基金で1.0%(同)となった模様です。また、同期間の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用利回りは0.6%(同)となった模様です・・・
野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング
フィデューシャリー・マネジメント部
石田 智也
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No. | タイトル | 執筆者 | 発行日 |
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No.953 | 債券投資の位置づけ再認識と書籍『債券運用と投資戦略(第5版)』 年金運用にとって債券運用は最も基本的かつ大変重要です。昨今、投資対象の多様化や運用環境の不透明感の高まりなどを受けて、改めて理解を深める機運が高まっています。本稿では、本日刊行『債券運用と投資戦略』(第5版、金融財政事情研究会、弊社編著、以下「本書」)をもとに、昨夏策定されたアセットオーナー・プリンシプルも念頭に、債券投資の役割や枠組みについて解説します・・・ |
深澤 弘恵 | 2025年3月24日 |
No.952 | 確定拠出年金統計資料(2024年3月末)から見るDCの傾向と今後の方向性 確定拠出年金(以下、「DC」)制度は2001年10月の制度発足から23年が経過し、加入可能範囲の拡大などの法令改正を経て、加入者等数や資産残高は順調に推移しています。当レポートでは、DCの変遷を確定拠出年金統計資料で振り返るとともに、今後の方向性について解説します・・・ |
小泉 剛 | 2025年3月10日 |
No.951 | 市場の振り返り(2024年度第3四半期) 2024年度第3四半期は米次期政権による経済政策への期待感や円安進行などを背景に、国内株式はバリュー優位、外国株式はグロース優位な相場に転じました。ヘッジファンドの主要戦略はまちまちな結果となり、相対価値などが全体を牽引した一方、マクロなどが劣後しました。グローバル私募不動産とプライベートエクイティ市場では、バリュエーションと投資家心理の改善が見られました・・・ |
孫 悦 | 2025年2月10日 |
No.950 | 確定拠出年金専用ファンドの動向(2024年12月) 2024年度第3四半期の確定拠出年金専用ファンドの残高は15兆8,117億円となりました。資金流入が継続し、前四半期の反動から円安となった影響を受け、外貨建て資産の時価が増加したため、1兆2,804億円増加しました。資金流出入をみると、確定拠出年金専用ファンド全体に当四半期で3,144億円が流入しています。資産クラス別では、海外株式への資金流入が引き続き最も多く、1,977億円が流入しました・・・ |
木須 貴司 | 2025年2月3日 |
No.949 | SRT、CRT、あるいはリスクシェアリング取引の投資機会と留意点 本稿では、近年、拡大している金融機関が組成するSRT、リスクシェアリング取引の概要及び年金運用における活用などについて解説します。プライベートデット戦略の一部としてポートフォリオの分散、リターン向上を期待できる一方で留意すべき点も少なからずあります・・・ |
木須 貴司 | 2025年1月20日 |