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野村年金ニュース解説 No.920 2023年11月27日号
NAVレンディング~リスクか?チャンスか?
本稿では、近年、注目が集まるNAVレンディングについて解説します。資産運用における新たなフロンティアとしてチャンスでもあると同時にリスクを内在している可能性もあり、動向を注視する必要があると思われます・・・
野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング
フィデューシャリー・マネジメント部
木須 貴司
バックナンバー(直近5件分)
※リスク・手数料等についてを合わせてご覧ください
No. | タイトル | 執筆者 | 発行日 |
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No.919 | 市場の振り返り(2023年度第2四半期) 2023年度第2四半期のファクター指数は、主要中銀が高金利政策の維持を示唆したことなどを受け、金融株の上昇から内外株式はともにバリュー優位な相場となりました。ヘッジファンドにおいては、マルチストラテジーとマネージドフューチャーズなどが全体を牽引した一方、株式ヘッジが劣後しました。低流動性資産に関しては、前四半期は回復の兆しが見えたものの、当四半期は金融引き締め継続観測の中で、グローバル私募不動産とプライベートエクイティ市場の資金調達状況が低迷しています・・・ |
孫 悦 | 2023年11月13日 |
No.918 | 確定拠出年金専用ファンドの動向(2023年9月) 2023年度第2四半期の確定拠出年金専用ファンドの残高は11兆9,741億円となりました。資産の収益率は横ばいだったものの、資金流入が継続したため、前四半期末と比較して、2,374億円増加しました。資金流出入をみると、確定拠出年金専用ファンド全体に当四半期で2,290億円が流入しています。資産クラス別では、海外株式への資金流入が引き続き最も多く、1,142億円が流入しました・・・ |
木須 貴司 | 2023年10月30日 |
No.917 | 企業年金の運用状況(2023年度上半期) 2023年度上半期における確定給付型企業年金の運用利回りは、確定給付企業年金で4.5%(推計値)、厚生年金基金で6.5%(同)となった模様です。また、同期間の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用利回りは9.0%(同)となった模様です・・・ |
石田 智也 | 2023年10月16日 |
No.916 | 運用会社へのアンケート調査結果~金利上昇の次は? 本年もわが国の年金に対して資産運用サービスを提供している運用会社へ主要な資産クラスの期待リターンに関するアンケート調査を実施しました。また、期待リターンに加えて、資産クラスごとの見通しや注力プロダクトなどについても調べています。本稿では、調査結果の概要を解説します・・・ |
木須 貴司 | 2023年9月25日 |
No.915 | 2022年度の大学ファンドの運用について 大学ファンドは2022年3月に運用が始まり、2023年7月に2022年度の運用状況をまとめた「業務概況書」を公表しました。大学ファンドは運用益を国際卓越研究大学等への助成することで、国内の研究環境の改善や研究力強化に貢献することが期待されています。今回は大学ファンドのスキームについて整理するとともに、2022年度の運用状況や運用の特徴について解説します・・・ |
金親 伸明 | 2023年9月11日 |