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野村年金ニュース解説 No.946 2024年12月9日号
公的年金の今後の制度改正の方向性
厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会(年金部会)では、2024年7月に公表された公的年金の財政検証結果を踏まえ、来年度以降の制度改正を見据えた様々な議論が進められています。今回はその中でも特に注目度の高い、①被用者保険の適用拡大と、②基礎年金のマクロ経済スライドによる給付調整の早期終了(マクロ経済スライド調整期間の一致)、の2つの政策案について解説します・・・
野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング
フィデューシャリー・マネジメント部
尾谷 拓海
バックナンバー(直近5件分)
※リスク・手数料等についてを合わせてご覧ください
No. | タイトル | 執筆者 | 発行日 |
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No.945 | アセットオーナー・プリンシプルと大手共済の新たな取り組み 2024年8月28日にアセットオーナーの運用・ガバナンス・リスク管理に係る共通の原則であるアセットオーナー・プリンシプルが策定されました。各アセットオーナーは、その趣旨を確認し、十分に検討した上で、その趣旨に賛同し、本プリンシプルを受け入れるかどうか判断することが期待されています。公的年金、企業年金、保険会社、学校法人等が既にアセットオーナー・プリンシプルの受け入れを表明しており、具体的な取組方針を公表しているアセットオーナーも存在します。今回はアセットオーナー・プリンシプルの内容と大手共済の新たな取り組みについて解説します・・・ |
金親 伸明 | 2024年11月25日 |
No.944 | 市場の振り返り(2024年度第2四半期) 2024年度第2四半期は円高進行や米金融緩和局面入りなどを背景に、国内株式はグロース優位、外国株式はバリュー優位な相場に転じました。ヘッジファンドの主要戦略は概ね上昇し、イベントドリブンなどが全体を牽引した一方、マクロなどが大幅に劣後しました。グローバル私募不動産では、米国をはじめバリュエーションの改善が見られたものの、プライベートエクイティ市場では、ベンチャーキャピタルをはじめ資金調達活動が停滞しています・・・ |
孫 悦 | 2024年11月11日 |
No.943 | 確定拠出年金専用ファンドの動向(2024年9月) 2024年度第2四半期の確定拠出年金専用ファンドの残高は14兆5,313億円となりました。資金流入は継続しているものの、円高、株価下落の影響を受け、3,895億円減少しました。資金流出入をみると、確定拠出年金専用ファンド全体に当四半期で2,657億円が流入しています。資産クラス別では、海外株式への資金流入が引き続き最も多く、1,322億円が流入しました・・・ |
木須 貴司 | 2024年10月28日 |
No.942 | 企業年金の運用状況(2024年度上半期) 2024年度上半期における確定給付型企業年金の運用利回りは、確定給付企業年金で外国債券の為替オープンを前提とすると0.1%(推計値)(為替ヘッジ比率別の推計値は図表8参照)、厚生年金基金で0.2%(同)となった模様です。また、同期間の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用利回りは0.1%(同)となった模様です・・・ |
石田 智也 | 2024年10月15日 |
No.941 | 運用会社へのアンケート調査結果~インフレ下での資産運用は? 本年もわが国の年金に対して資産運用サービスを提供している運用会社へ主要な資産クラスの期待リターンに関するアンケート調査を実施しました。また、期待リターンに加えて、資産クラスごとの見通しや注力プロダクトなどについても調べています。本稿では、それらの調査結果の概要について解説します・・・ |
木須 貴司 | 2024年9月30日 |