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野村年金ニュース解説 No.966 2025年11月10日号
市場の振り返り(2025年度第2四半期)
2025年度第2四半期は、国内株式はバリューが優位、外国株式はグロースが優位な相場となりました。ヘッジファンド市場全体は前四半期に続いて幅広く上昇し、株式ヘッジ戦略などが全体を牽引しました。グローバル私募不動産とプライベートエクイティ市場においては、金利低下や米国の貿易政策に関する不透明感の後退を受け、足元のパフォーマンスは好調でした・・・
野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング
フィデューシャリー・マネジメント部
孫 悦
バックナンバー(直近5件分)
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| No. | タイトル | 執筆者 | 発行日 |
|---|---|---|---|
| No.965 | 企業年金の運用状況(2025年度上半期) 2025年度上半期における確定給付型企業年金の運用利回りは、確定給付企業年金で外国債券の為替オープンを前提とすると5.0%(推計値)(為替ヘッジ比率別の推計値は図表8参照)、厚生年金基金で7.9%(同)となった模様です。また、同期間の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用利回りは9.9%(同)となった模様です・・・ |
石田 智也 | 2025年10月14日 |
| No.964 | 日本版スチュワードシップ・コード第三次改訂について 2025年6月26日に、「責任ある機関投資家」の諸原則としての日本版スチュワードシップ・コード(以下SSコード)が改訂されました。策定から3回目となる本改訂のポイントと、アセットオーナーの対応について解説します・・・ |
高田 晴夏 | 2025年9月29日 |
| No.963 | 2024年度のGPIFの運用実績と取り組み 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2024年度の収益率は0.71%、ベンチマークに対する超過収益率は+0.09%となりました。今回のニュース解説では、GPIFの2024年度業務概況書より、同年度の運用実績と主な取り組みを紹介します・・・ |
尾谷 拓海 | 2025年9月8日 |
| No.962 | 2024年度の大学ファンドの運用について 大学ファンドは2022年3月に運用が始まり、2025年7月に2024年度の運用状況をまとめた「業務概況書」を公表しました。大学ファンドは運用益を国際卓越研究大学等へ助成することで、国内の研究環境の改善や研究力強化に貢献することが期待されています。今回は大学ファンドの特徴について簡単に整理するとともに、2024年度の運用状況や運用の特徴について解説します・・・ |
金親 伸明 | 2025年8月25日日 |
| No.961 | 市場の振り返り(2025年度第1四半期) 2025年度第1四半期の内外株式はリスク選好の動きの中でともにグロース優位な相場となりました。ヘッジファンド市場は好調なリターンを獲得し、株式ヘッジなどが全体を牽引した一方、マクロなどが劣後しました。グローバル私募不動産とプライベートエクイティ市場においては、金利低下によるバリュエーションの改善を背景に、2024年度通期は堅調なパフォーマンスとなりましたが、足元は米貿易政策の不確実性などにより逆風が強まっています・・・ |
孫 悦 | 2025年8月18日 |



