グローバル為替・金利展望月2回発行

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グローバル為替・金利展望 2025年4月28日

【米ドル・円】注目点と今後の見通し:FRB高官からは、堅調な労働市場と関税政策を巡る先行きの不確実性の高まりを背景に、当面の間、政策金利を据え置く意向が相次いで示されています。野村證券では、FRBは2025年12月から3会合連続で0.25%ポイント(pt)の利下げを実施すると予想しています。背景には、25年末にはインフレ率のピークアウトが視野に入ると予想されることから、景気後退を回避するために積極的に利下げを講じるとの見方があります・・・

野村證券株式会社 投資情報部

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No. タイトル 発行日
No.7 グローバル為替・金利展望 2025年4月14日
【ユーロ】今後の見通し:トランプ大統領はEU(欧州連合)が提案した工業製品への関税を互いに撤廃する提案を拒否し、4月9日にEUへの20%の相互関税を予定通り発動しました。しかし、同日中に関税措置の一時停止を公表し、EU側も、4月15日に発動予定の鉄鋼・アルミニウム関税に対する報復措置を保留する意向を示しました・・・
2025年4月14日
No.6 グローバル為替・金利展望 2025年3月31日
【米ドル・円】注目点と今後の見通し:FRBは25年3月FOMC会合で25年、26年ともに政策金利見通しを据え置きました。ただし、25年中に1回以下の利下げを予想したFOMCメンバーの数は24年12月時点の4名から8名に増加したことから、スタグフレーションリスクの高まりに際して、インフレ抑制を重視し利下げに慎重化している様子がうかがわれます・・・
2025年3月31日
No.5 グローバル為替・金利展望 2025年3月17日
【ユーロ】今後の見通し:野村證券ではドイツの財政拡張見通しを踏まえ、ユーロ圏の実質GDP成長率予想を25年は前年比+0.9%、26年は同+1.4%と上方修正しました(従来予想は25年は同+0.3%、26年は同+1.0%)。また、ECBの金融政策予想も変更し、25年6月の利下げが今利下げ局面の最後の利下げになるとみています・・・
2025年3月17日
No.4 グローバル為替・金利展望 2025年3月3日
【米ドル・円】注目点と今後の見通し:トランプ大統領は2月27日、カナダ、メキシコに対する関税を3月4日発動すると発言、中国に対しても同日に追加10%の関税を課すとしました。米国の関税政策はドル高材料視される中で、相対的に円への影響が軽微だと見られ、クロス円が上昇する要因になっています・・・
2025年3月3日
No.3 グローバル為替・金利展望 2025年2月17日
【ユーロ】今後の見通し:ECBの最新の推計に基づく24年末の名目中立金利の中央値は2%近辺と、前回推計値(23年末時点)から同水準となり、ECBの中立金利への見方は大きく変わっていないとみられます。製造業を中心に景気低迷が続くドイツが域内景気の下押し要因となるなか、ユーロ圏のインフレ率は緩やかな減速傾向が続いています・・・
2025年2月17日

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