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【ユーロ】今後の見通し:ユーロ圏の景況感改善に足踏み感が出ています。ユーロ圏の6月総合PMI(速報値)は50.8と、4ヶ月連続で節目の50を上回りましたが、市場予想(52.5)に反して前月から悪化しました。また、ドイツでは6月Ifo企業景況感指数が88.6と、市場予想(89.6)に反して2ヶ月連続で悪化しました。欧州委員会の対中国製EVの追加関税による貿易摩擦激化懸念や、欧州議会選後の仏政治の混乱等から、企業の景気見通しへの懸念が強まりつつあります・・・
野村證券株式会社 投資情報部
バックナンバー(直近5件分)
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No. | タイトル | 発行日 |
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No.11 | グローバル為替・金利展望 2024年6月17日 【米ドル・円】注目点と今後の見通し:FRBは24年の利下げ見通しを1回相当に修正しました。ただし、野村證券では24年の経済データはFRBが9月から年内2度の利下げを行うのに十分なものになる可能性があると見ており、従来の金融政策見通しを据え置きました。具体的にはFRBの利下げは24年中は2回(9月、12月)、25年中は4回(3月、6月、9月、12月)、いずれも0.25%ポイントの引き下げを予想しています・・・ |
2024年6月17日 |
No.10 | グローバル為替・金利展望 2024年6月3日 【米ドル・円】注目点と今後の見通し:野村證券では5月22日、米国の金融政策見通しを小幅改定しました。従来は利下げ開始を24年7月と予想してきましたが、5月FOMC以降、多くのFRB高官が利下げに関してより慎重に判断する姿勢を強めていることを受けて、同年9月へ先送りしました。その後の利下げ経路に関しては従来の見通しを据え置きました。政策金利の誘導目標は24年末が4.75~5.00%、25年末は3.75~4.00%と予想します・・・ |
2024年6月3日 |
No.9 | グローバル為替・金利展望 2024年5月13日 【英国ポンド】今後の見通し:英国では24年4月の総合PMIが54.1(前月は52.8)と好不況の節目である50を上回り、景況感の改善が続いています。また、24年3月の消費者物価(CPI)はヘッドライン・コア指標ともに市場予想から上振れ、サービスを中心としたインフレの粘着性を示唆する結果となりました・・・ |
2024年5月13日 |
No.8 | グローバル為替・金利展望 2024年4月30日 【ユーロ】今後の見通し:ユーロ圏では24年3月総合PMI(確報値)が23年5月以来10ヶ月ぶりに景気拡大・縮小の節目となる50を上回り、ユーロ圏経済は回復基調を強めています。また、24年3月消費者物価(HICP)では、サービス価格が5ヶ月連続で前年比+4.0%と高止まり、インフレの粘着性が改めて意識されています・・・ |
2024年4月30日 |
No.7 | グローバル為替・金利展望 2024年4月15日 【米ドル・円】注目点と今後の見通し:野村證券では、米国の金融政策に関して、利下げ開始は24年7月、同年中に2回(7月、12月)の利下げを予想しています。25年に関しては3月以降、四半期毎に4回の利下げを予想します。利下げ幅はいずれも0.25%ポイントと見ており、政策金利の誘導目標は24年末が4.75~5.00%、25年末は3.75~4.00%と予想します・・・ |
2024年4月15日 |