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【ユーロ】今後の見通し:ユーロ圏の25年8月総合PMIは51.1となり、市場予想(50.6)に対して前月(50.9)から改善しました。業種別では、従来ユーロ圏景気をけん引してきたサービス業が50.7と前月(51.0)から小幅な低下となった一方、製造業指数は50.5と底入れの動きが続き、22年6月以来の50超えとなりました・・・
野村證券株式会社 投資情報部
バックナンバー(直近5件分)
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No. | タイトル | 発行日 |
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No.15 | グローバル為替・金利展望 2025年8月18日 【米ドル・円】注目点と今後の見通し:米国の7月雇用統計発表以降、市場では早期利下げ観測が高まっています。野村證券では、インフレ率がFRBの想定の範囲内で推移していることから、FRBは6月FOMC時点の政策金利見通しに沿って利下げを行う可能性が高まったと判断し、金融政策見通しを変更しました。新しい見通しではFRBは25年9月と12月、26年3月にそれぞれ0.25%ptの利下げを実施し、政策金利の誘導目標を3.50-3.75%へ引き下げると予想しています(従来は25年12月から3会合連続での利下げを予想)・・・ |
2025年8月18日 |
No.14 | グローバル為替・金利展望 2025年7月28日 【ユーロ】今後の見通し:トランプ関税を巡る不確実性などから、ラガルドECB総裁は「我々は様子見できる好ましい位置にある」と発言し、当面政策金利を据え置く可能性を示唆しています。また、ユーロ圏の25年7月総合PMIは51.0と前月(50.6)から上昇し、24年8月以来の水準を回復しました。相互関税(上乗せ分)の停止期限とされる8月1日までにEUが米国との関税交渉で合意となれば、景気失速リスクは一段と後退するとみられます・・・ |
2025年7月28日 |
No.13 | グローバル為替・金利展望 2025年7月14日 【英国ポンド】今後の見通し:25年7月2日の下院の首相質問でスターマー首相がリーブス財務相の続投を明確に支持しなかったことを受け、金融市場ではリーブス氏の退任観測が広がり、英市場は株式、債券、ポンドが下落するトリプル安となりました。市場の混乱は短期間で収束に向かったものの、英国経済のスタグフレーション懸念が根強い中で、追加的な財政出動余地が限られていることには注意が必要です・・・ |
2025年7月14日 |
No.12 | グローバル為替・金利展望 2025年6月30日 【米ドル・円】注目点と今後の見通し:野村證券では、米国の金融政策に関して2025年12月から3会合連続で各0.25%ポイントずつの利下げを実施すると予想しています。25年6月のFOMC会合でもスタグフレーション(景気減速下でのインフレ高進)リスクが高まる中で、利下げに慎重になっている様子が確認できました。ただし、足元で一部のFRB高官が早期利下げに言及し始めたことから、7月FOMC(29~30日)での議論の行方が注目されます・・・ |
2025年6月30日 |
No.11 | グローバル為替・金利展望 2025年6月16日 【ユーロ】今後の見通し:複数のECB高官が追加利下げを急がない意向を示しており、ECBに対する利下げ期待は後退しています。野村證券では、中銀預金金利の着地点は1.50%になるとの予想を維持していますが、利下げ時期の予想を従来予想(25年7月、9月)から後ずれさせ、同年9月と12月の利下げ実施を予想しています・・・ |
2025年6月16日 |