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【米ドル・円】注目点と今後の見通し:野村證券では11月14日、米国経済見通しを改定し、米国経済は2024年半ばにかけて堅調に推移するとの見通しをメインシナリオとしました。ただし、家計の過剰貯蓄の枯渇、銀行の貸出基準厳格化等の影響から、2024年7-9月期から2四半期連続でのマイナス成長を予想します。この成長率見通しを踏まえて、FRBの利下げ開始時期も24年9月(従来は同年3月)へ後ろ倒ししました・・・
野村證券株式会社 投資情報部
バックナンバー(直近5件分)
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No. | タイトル | 発行日 |
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No.21 | グローバル為替・金利展望 2023年11月13日 【米ドル・円】注目点と今後の見通し:11月FOMCでは今回の利上げ局面では初めて2会合連続で利上げが見送られたこと、10月の主要指標が米国景気の減速を示唆したことから、市場の追加利上げ観測は後退、金利先物市場は2024年6月の利下げ開始を織り込んでしました。ただし、複数のFRB高官が追加利上げの可能性を示唆する発言を行ったのに続き、パウエル議長も同様の見解を示したことから、市場の早期利下げ観測は水を差された格好です・・・ |
2023年11月13日 |
No.20 | グローバル為替・金利展望 2023年10月30日 【ユーロ】今後の見通し:ユーロ圏の9月企業向け融資は前年比+0.2%に減速し、10月総合PMI(速報)は約3年ぶりの水準に落ち込みました。野村證券では、これまでの利上げに伴う景況感悪化の広がりや企業の資金需要の低下、中国など外部環境の悪化を踏まえ、ユーロ圏の実質GDP成長率は7-9月期から3四半期連続のマイナス成長に陥るとの予想を維持しています・・・ |
2023年10月30日 |
No.19 | グローバル為替・金利展望 2023年10月16日 【米ドル・円】注目点と今後の見通し:パウエル議長がFOMC後の記者会見で、政策判断はデータ次第との姿勢を改めて示したこと、米国景気の堅調推移を示唆する指標が散見されることから、年内の追加利上げ観測は根強く残存しています。複数のFRB高官が長期金利の上昇には利上げを代替する効果があると発言したことから、FRBは長期金利の上昇を促し、金融引き締め効果を強めているとの懸念は緩和しました・・・ |
2023年10月16日 |
No.18 | グローバル為替・金利展望 2023年9月25日 【米ドル・円】注目点と今後の見通し:パウエル議長はFOMC後の記者会見で、政策判断はデータ次第との姿勢を改めて示したことから、市場では年内追加利上げの可能性を5割程度織り込んでいます。一方で、FOMCの政策金利見通しを受けて、利下げ観測は24年9月まで先送りされました・・・ |
2023年9月25日 |
No.17 | グローバル為替・金利展望 2023年9月11日 【ユーロ】今後の見通し:野村證券では、従来景気後退の回避を予想してきましたが、これまでの利上げに伴う景況感悪化の広がりや企業の資金需要低下、中国など外需環境の悪化を踏まえて、ユーロ圏の実質GDP成長率は7-9月期以降3四半期連続で前期比マイナス成長に陥ると予想、2023年の見通しを前年比+0.3%(前号は同+0.7%)、2024年は-0.7%(同+1.0%)へ下方修正します・・・ |
2023年9月11日 |