フィデューシャリー・リサーチ不定期発行

最新レポート



Fiduciary Research No.72 2024年10月発行
[年金制度]
公的年金の令和6(2024)年財政検証
~年金財政とGPIFの次期基本ポートフォリオへの示唆~
令和6(2024)年は5 年に一度の公的年金の財政検証が実施される年である。令和6(2024)年7月3日の厚生労働省社会保障審議会年金部会にて公的年金の財政検証結果が報告された。財政検証結果は将来の年金制度を考える上で非常に重要であるが、正しく結果を解釈するには、そもそもの年金制度への理解や財政検証の仕組み等について十分な知識が必要となる・・・・

野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング
フィデューシャリー・マネジメント部
金親 伸明 / 尾谷 拓海

バックナンバー(直近5件分)

リスク・手数料等についてを合わせてご覧ください

No. タイトル 執筆者 発行日
No.71 [アセット・アロケーション]
フォワードルッキング ~期待リターンの推計方法~
本稿は、「フォワードルッキング2022 年度(更新版)」に掲載している各資産の期待リターンの推計手法を解説することを目指したものである・・
木須 貴司
金親 伸明
権代 紘志
高田 晴夏
2023年4月
No.70 [年金制度]
企業年金・個人年金制度改革(Ⅱ)~パラダイムシフトのゆくえ~
本稿では2015年以降の企業年金制度改革(個人型確定拠出年金を含む)を振り返ってみたい。
筆者は2015年11月に「企業年金制度改革~パラダイムシフトの始まり」というレポートを執筆した。2014年7月から2015年にかけて行われた企業年金部会での議論を踏まえ・・・
高松 博之 2022年6月
No.69 [アセット・アロケーション]
ブラックリッターマンモデルを利用した資産配分
GPIFの第4期中期目標期間の基本ポートフォリオ策定にあたり、均衡収益率と他の手法から算出された期待リターンを混合することで、期待リターンが推計されたことが公表された 。これを契機に、均衡収益率と投資家の見通しを混合する代表的な手法であるブラックリッターマンモデルへの関心が高まっている・・・
金親 伸明 2022年5月
No.68 [年金制度]
DCの受託者責任
企業年金の受託者責任に関する議論は、これまでDB を中心にして行われ、DC においてはほとんど議論されていない。これは、そもそも企業年金の受託者責任に関する議論が始まったのは、厚生年金基金の運用自由化に伴うものであり、主として資産運用関係者の受託者責任を中心に議論が行われてきたためであろう・・・
高松 博之 2022年2月
No.67 [資産運用全般]
欧米財団の運用状況
世界の慈善事業の中で、民間財団は教育・貧困といった公益分野で資金・人的リソースなどを提供し、人類福祉の促進に有力な貢献をしている。そのうち、一部の財団・慈善団体は世代間の平等、永続的保存などを追求するため、積極的に高度な資産運用を行い、その運用益を将来の支出に備えている・・・
孫 悦 2022年2月

カテゴリー別 バックナンバー

カテゴリー別にまとめて表示することができます。

バックナンバー

全バックナンバーの一覧はこちら